ヒートシールとは | シーラー関連基礎知識①

ヒートシールという言葉

三邦の業務用足踏みシーラーの主機能は、「ヒートシール」の一語に尽きます。

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(実際に足踏みシーラーを使っていただいている場面)

 

ヒート=Heat=熱、シール=Sealing=密封からできている言葉です。

直訳すると熱密封ということになります。

 

ちなみに、日本語で「シール」というと、粘着剤の塗布されたフィルムや紙のことも表します。

このカテゴリーの商品は、ラベルと呼んだりもします。

「ファンシーシール」「お名前シール」「びっくりマンシール」といったように、日本ではラベルよりシールという表現の方が、ポピュラーかもしれません。

 

 

したがって、シーラー機の機能を表現する場合は、正確にはシールよりシーリング(Sealing)といえます。これは日本語に入ってきた時の言葉の定義のされ方、運用のお話です。

 

 

 

ヒートシールとは

ヒートシールとは、熱可塑性プラスチックフィルムや熱可塑性プラスチックシートを、熱を用いて溶かしながらくっつける技法です。

 

なお、プラスチックが世の中に出てくる前は、ロウを染み込ませた紙を使って包装し、熱板でそのロウを溶融させて加圧、冷却、固化してくっつけるという方法が取られていたようです。

このようにロウを染み込ませた「ワックス紙」ですが、接着方法の面からするとヒートシールと呼ぶことができます。

 

一方、接着剤を塗りながらくっつけるものは、加熱・圧着を行うものはヒートシールとは言わないようです。

 

 

つまり、ヒートシールとは、熱で溶けるプラスチックフィルムあるいはプラスチックシートに対し、素材そのものを熱で溶融しながら加圧、冷却し、フィルム同士、シート同士をくっつける手法のことだと言えます。

 

 

ところで、ひとくちにヒートシールと言っても、フィルムの種類によって融点が異なり、さらに袋の構成(フィルムの種類、厚み、形状等々)も様々なので、ヒートシールの条件も違うということになります。

 

 

 

ヒーラー機を購入する前に確認しておきたいこと

ご利用になる袋とシーラー機の適正(熱密封がどの条件で出来るか)を、事前にご確認いただくことをおススメします。

 

 

「シーラー機を買ったけど、いざヒートシール作業をしようとすると思うようにくっつかなかった。」

「高額なシーラー機を購入したが、実際はそこまでの能力は不要だった。」

 

というようなことが無いよう、三邦Plusでは無料テストシールを常時お受けしております。

 

テスト用袋を2、3枚郵送いただけたら、無料でヒートシールのテストをしてご連絡させていただきます。

また、袋の型番あるいは素材構成、形状などの情報をご連絡いただけましたら、三邦の足踏みシーラーでヒートシールが可能か、ある程度の見込みもご回答しております。

 

下記よりお気軽にお申込み、お問い合わせください。

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