3,000袋が30分で完売する雛あられ 西牧営農会 池尻様 | ユーザー様訪問記
Posted on 2015年2月13日(金) 18:32
温泉と灯篭祭りのまち山鹿市へ
業務用足踏みシーラーFRL-350MULをご購入いただいた、熊本県山鹿市の西牧営農会・池尻様を訪問させていただきました。
(池尻様ご夫妻と。温かいお人柄が伝わってきます。)
熊本県山鹿市は、「幻想的な灯篭まつり」と「トロリとした美人の湯」で有名です。
福岡市から高速道路を使って1時間ちょっと、熊本市内からも1時間弱で行ける距離にあります。
池尻様のシーラー用途
足踏みシーラーの用途について、池尻様ご夫妻にお話を伺いました。
以前、シーラーは使ったご経験があり、大体どんなものかはご存知だったそうです。
小麦粉や米粉といった粉物の袋詰め、地元の「粟嶋さんまつり」(西牧粟嶋神社)に出品する雛あられの密封に、三邦のシーラーを使っていただけるとのことです。
内容量は、多いものでも1㎏~2㎏くらいというお話でした。
なお、「粟嶋さんまつり」というのは、池尻様ご夫妻の地元・西牧にある神社で毎年3月3日に行われるお祭りです。
(奥様にいただいたチラシ。とちこ豆?)
このお祭りに池尻様ご夫妻が出品なさる「雛あられ」が、大変な人気ということなのです。
3,000袋が30分で!
なんと、お祭り当日にこの「雛あられ」を買う行列ができるそうです。
そして、一人5袋という制約の中、3,000袋が30分で完売するという盛況ぶりです。
残念ながら、今回はその実物を拝見することができませんでした。
ですので、袋(ヒートシール可能のPP袋)の写真だけ取らせていただきました。
(粟島あられの袋とFRL-350MUL)
ちなみに、1,500袋を2日間で袋詰め作業されるということです。
使用予定の袋が比較的薄手のものでしたので、シーラーのダイヤル(通電加熱時間の調整)をあまり長い設定値にせずに作業していただくことを提案させていただきました。
※熱消耗を抑えるためです。
今までは、知人から卓上シーラーを借りて作業されていたとのことなので、
足踏みシーラーで作業のご負担が減って、仕上がりも綺麗になって喜んでいただければ幸いです。
それにしても、神社で雛祭りというのは、あまり聞いたことが無い(私だけ?)ので、
西牧粟嶋神社がどんな神社なのか質問すると、ご主人様が由来をコピーしてくれました。
西牧粟嶋神社の由来について
江戸時代中期、旅の老僧が、
「一晩泊めてもらえないか」
と西牧の一軒に立ち寄ってきたところ、とても信心深いその家の老夫婦が、心よくその老僧をもてなした。
その夜、老夫婦がある夢をみた。
その夢で粟嶋様が、この西牧の里に長くとどまりたいと仰った。
老夫婦は、この夢の話を老僧にしてお願いしたところ、宇土の粟嶋さんより御神体を譲り受け祀ることになった。
それ以来、西牧粟嶋神社は主に「安産、婦人の守り神」として信仰されている。
という内容でした。
この由来を見て、3月3日のお祭りが盛況な理由が分かりました。
このような言い伝えや由来の残る神社は、日本全国にあるとは思いますが、先祖代々大切に変わらず受け継いできたことの素晴らしさ、これからも受け継いでいくことの大切さを思いました。
池尻様、ブログへの名前、写真のアップをご快諾いただき、誠にありがとうございました!
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