カウパック NACF-TA0400 ハイレトルトスタンド袋 | テストシール報告
Posted on 2014年9月12日(金) 16:56
食品、医療、工業製品と、様々な業種のお客様から、袋を送付いただきテストシールのご依頼をお受けしております。
単層袋、積層袋などポリ袋の種類も、本当に多種多様です。
さらに、三方シール、ガセットタイプなど、製袋によって種類が増えるので、そのバリエーションたるや、気が遠くなるほどです(笑)。
しかし、全体的な傾向としては、酸素透過性、水蒸気透過性の対策を重視したアルミ蒸着袋、アルミ箔ラミネート袋のテストシール依頼が多いように感じます。
今回は、工業資材メーカー様よりカウパックさんのNACF-TA0400について、FRL-450MULでシール密封が可能か、テストシール依頼をいただきました。
カウパック NACF-TA0400とは…
カウパックさんのHPを拝見すると、ディスプレィ効果を高めたハイレトルトスタンド袋ということです。
具体的には、130℃30分までのレトルト殺菌に対応しており、アルミ箔を積層させてあるのでガスバリア性に優れている素材です。
素材構成:PET12μ / ドライ / ONY15μ / ドライ / AL9μ / ドライ / CPP60μ
ポリエステルフィルム12ミクロン、延伸ナイロン15ミクロン、アルミ箔9ミクロン、無延伸ポリプロピレンフィルム60ミクロンの層構成になっているようです。
「ドライ」というのは、「ドライラミネート」(貼り合せ方式)のことだと思うのですが、
これはカウパックさんに要確認です。
総厚みは、96ミクロン(=0.096㎜)です。
したがって、シール面の厚みは、192ミクロン(=0.192㎜)となります。
FRL-450MULでテストシールすると…
しっかり密封できました。
FRL-450MULは、対応可能な最大シール厚み0.6㎜(フィルムとフィルムを重ねた厚みが600ミクロン)というのが、一応の規格値です。
ただし、紙層が入るなど、積層フィルムの層構成によっては、対応できる厚みが変わってきます。
ですので、シール厚みが0.6㎜以下であっても、無料テストシールをしていただくとより一層安心してお買い求めいただけます。
引き続き・・・
テストシールのご依頼をお待ちしております。
無料テストですので、お気軽にお申し込みください。
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シール面の仕上がりと、密着強度(官能試験)と報告書の形でご返信差し上げます。
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担当・齊藤卓史
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